【転職6回で幸せをつかむまでの物語|第2話】

男性看護師の職場恋愛が転職のきっかけになった実体験を表現したイラスト メンズナース論

職場恋愛がきっかけで2回目の転職を決意した話[現役男性看護師の実体験]

こんにちは!「トラパパ@サバイバルナース」です!🐾

トラパパ
トラパパ

「今回は、仕事ではなく**恋愛がきっかけで転職した話**です。

今では笑って話せますが、当時は本当に悩みました」

前回の記事では、24歳で初めて急性期病院へ転職し、一人暮らしを始めた頃のお話を書きました。前回記事はこちら。

仕事は大変でしたが、急性期で多くを学び、同期や仲間にも恵まれました。

もしあのまま何もなければ、私はきっと長くその病院で働いていたと思います。

でも、人生は思い通りにはいきません。

私が2回目の転職を決意した理由は、仕事ではありませんでした。

職場恋愛でした。

この記事では、若かった私が恋愛を通して学んだことを、ありのままにお話しします。


明るい先輩。でも最初は特別な存在ではなかった

私が好きになった相手は、同じ消化器内科病棟で働く5歳年上の先輩看護師でした。

私が転職した時には、すでに病棟で働いていた先輩です。

第一印象は、

「明るくて元気な人だな。」

その程度。

私は仕事を覚えるだけで精一杯。

プリセプターも別の先輩だったため、仕事以外で話す機会もほとんどありませんでした。

休憩中にみんなで雑談する程度。

その頃は、お互いに異性として意識することはありませんでした。


病棟の飲み会が人生を変えた

転機は病棟の飲み会でした。

病棟の飲み会をきっかけに距離が縮まる男性看護師と女性看護師の職場恋愛

酔い潰れた同僚を、たまたま二人で介抱することになりました。

タクシーに乗せて送り出したあと、

気づけば私たちは二人きり。

夜風が心地よく、

仕事では見せない私服姿の先輩が、とても大人っぽく見えました。

歩きながら他愛もない話をするだけなのに、

なぜか心が落ち着く。

仕事中の明るさとは違う、

包み込んでくれるような優しさがありました。

別れ際、

「また今度飲みに行きましょう。」

そう言って私から連絡先を交換しました。

帰宅後、

先輩から届いた

「送ってくれてありがとう。」

というメール。

その短い文章が、なぜかものすごく嬉しかったのを今でも覚えています。

トラパパ
トラパパ

「この時はまだ恋だとは思っていませんでした。

でも今振り返ると、もう好きになり始めていまんでしょうね。」


少しずつ恋になっていった

それから毎日、

一日に一〜二通ほどメールをするようになりました。

頻繁に連絡を取り合うタイプではなかった私たちにとって、

それだけで十分特別な時間でした。

休みの日にはランチへ。

街をぶらぶら歩き、

何気ない話をする。

初めは私から誘っていましたが、

次第に先輩から誘ってくれることも増えました。

その時間が本当に心地良かった。

私は一人暮らしで、

友達も少なく、

どこか寂しさを感じていました。

そんな私にとって、

先輩の持つ包容力や母性のような優しさは、

心の支えになっていました。

いつの間にか、

「この人が好きだ。」

そう思うようになっていました。

トラパパ
トラパパ

「一人暮らしで少し寂しかった私にとって、

この優しさは本当に大きな存在でした。」


男性看護師が年上の女性看護師へ告白する実体験を描いたイラスト

告白。そして、まさかの返事

何度も会うようになり、

私のワンルームにも遊びに来てくれるようになりました。

「これはきっと大丈夫。」

そう確信していました。

ソファに並んで座り、

私は思い切って伝えました。

「好きだから付き合ってほしい。」

返事は、

予想とはまったく違いました。

「私も好き。でも、自分が年上だから付き合えない。」

頭が真っ白になりました。

トラパパ
トラパパ

「絶対OKをもらえると思っていたので、本当に何も考えられなくなりました。」

必死に

「年齢なんて関係ない。」

と伝えましたが、

返事は変わりませんでした。

その日は、そのまま帰っていきました。

仕事でもどこかぎこちない空気。

でも私は諦められませんでした。

その後も何度も会い、

何度も気持ちを伝えました。

何度振られても、

また伝える。

不思議なことに、

途中からは振る側も振られる側も笑顔で話せるようになっていました。

そしてある日。

いつものように想いを伝えると、

先輩は笑顔で言いました。

「よろしくね。」

嬉しすぎて、

何度も

「本当に?」

と聞き返してしまいました。

あの日の景色は今でも忘れません。

トラパパ
トラパパ

「あの日は本当に嬉しかった。

人生で一番幸せかも。

本気でそう思いました。


幸せは少しずつ形を変えていった

付き合い始めてから約一年。

温泉旅行へ行ったこと。

一緒に景色を見たこと。

夜遅くまで話したこと。

「この時間がずっと続けばいい。」

本気でそう思っていました。

でも、その幸せは少しずつ形を変えていきました。


女性社会だからこそ起きたすれ違い

看護師という仕事は、

女性と関わる時間がとても多い仕事です。

私は今まで通り仕事をしているだけでした。

でも、

先輩には違って見えていたのでしょう。

「楽しそうに話してたね。」

「何を話してたの?」

そんな言葉が増えていきました。

最初は、

「仕事だから。」

と笑って答えていました。

でも何度も続くと、

私も強い口調になってしまいました。

「話さなきゃ仕事にならない。」

電話も頻繁にかかってくるようになり、

どこで誰と何をしているのか。

常に見られているような気持ちになっていました。

今振り返ると、先輩は不安だったんだと思います。

女性ばかりの職場で、

男性看護師と付き合うこと。

きっと私が想像していた以上に苦しかったのでしょう。

でも、

若かった私は、その気持ちを理解できませんでした。

トラパパ
トラパパ

「『自分は何も変わっていない』と思っていました。でも、それは自分から見えた景色だったんですよね。」


職場恋愛ですれ違いが生まれ悩む男性看護師と女性看護師の様子

一緒の日は仕事へ行きたくなかった

今でも一番辛かったのは、

別れた後ではありません。

付き合っている最中です。

先輩と勤務が一緒の日。私は病院へ行くのが嫌でした。

仕事より、

先輩の表情ばかり気にしていました。

彼女が休みの日は、ホッとしている自分がいました。

付き合っているのに、会わない方が安心する。

トラパパ
トラパパ

「この頃が、一番苦しかったです。」

そんな自分が情けなくて、苦しかった。


別れ。そして居場所を失った

結局、

私たちは喧嘩別れのような形になりました。

病棟では顔を合わせる。

でも話さない。

周囲も何かを察していたと思います。

その後、

病棟では私の悪い噂が流れるようになりました。

直接責められることはありませんでした。

でも、

女性スタッフの態度が少しずつ変わっていくのを感じました。

私は何も言い返しませんでした。

もう、どうでもよくなっていました。


職場恋愛をきっかけに転職を決意した男性看護師の実体験イラスト

「早く辞めてくれる?」

数か月後。

突然、

別れた先輩から電話がかかってきました。

第一声は、

「いつまでいるつもり?私が先にいたんだから、早く辞めてくれる?」

私は不思議なくらい、

怒りはありませんでした。

言い返す気力もありませんでした。

「そうだね。」

そう答えて電話を切りました。

その瞬間、転職しよう。そう決めました。

仕事は好きでした。

急性期でもっと学びたい気持ちもありました。

でも、

もう続ける理由がありませんでした。

トラパパ
トラパパ

「怒りはありませんでした。もう全部終わったんだなと思いました。」


友達だけは失いたくなかった

転職を決めて、

一番伝えにくかった相手。

それは病棟で出会った男性看護師の友人でした。

事情を話すと、

本当に残念そうな顔をしていました。

でも最後は、

「落ち着いたらまた飲みに行こう。」

そう言って送り出してくれました。

今でも付き合いが続いている、大切な友人です。

トラパパ
トラパパ

「この病院を辞めても、友達は残りました。」


今、若かった頃の自分へ伝えたいこと

今の私なら、

24歳の自分にこう伝えます。

「相手の立場で考えろ。」

私は、

「自分は何も変わっていない。」

そう思っていました。

でも、

相手から見える景色は違いました。

女性ばかりの職場で、男性看護師と付き合うこと。

その不安を、私は理解できていませんでした。

もっと寄り添えていたら。

もっと安心させられていたら。

結果は違っていたのかもしれません。

トラパパ
トラパパ

「恋愛も看護も転職も、相手の立場を考えることが何より大切なんだと、この経験が教えてくれました。」

もちろん、

最終的に別れていた可能性もあります。

でも、

もっと違う別れ方ができたと思います。

あの恋愛は、

私に人の気持ちを考える大切さを教えてくれました。

そして、

そのことに気づかせてくれた彼女には、

今でも感謝しています。


まとめ|あの失恋が、今の私を作った

この転職は、

決して失敗だけではありませんでした。

人の気持ちを考えること。

環境を変える勇気を持つこと。

この経験は、今の私につながる大切な財産になっています。

トラパパ
トラパパ

「今、人間関係で悩んでいるなら、

一人で抱え込まないでください。

環境を変えることで、人生は前に進みます。

転職で新しい人生へ踏み出す男性看護師と看護師転職の希望を表現したイラスト

人間関係で悩んだ時、私は「環境を変える」という選択をしました。

あの頃の私は、

「仕事を辞めたい」のではなく、

「この環境から抜け出したい」

という気持ちでした。

一人で悩み続けても状況は変わりません。

だから私は転職活動を始め、新しい環境へ踏み出しました。

結果として、その経験が今の働き方につながっています。

もし今、あなたも人間関係や職場環境で悩んでいるなら、

「今すぐ辞める」と決める必要はありません。

まずは無料で情報収集をして、

「他にはどんな職場があるのか」

を知るだけでも気持ちは楽になります。

環境が変われば、人生は変わります。

私は転職したことで、新しい人生を歩き始めることができました。

そして次に選んだ病院では、

都内への電車通勤という新しい働き方に挑戦することになります。

「通勤なんて、慣れれば何とかなる。」

当時の私は、そう思ってました。

でも、その考えも甘かったことを思い知ります。

満員電車、通勤ストレス、理想と現実のギャップ。

仕事だけではなく、**「働く環境」**の大切さを始めて痛感しました。

その経験が、さらに次の転職へとつながっていきます。

続きは、第3話でお話しします。

🐯 トラパパ認定

「まず最初に登録するならこの3社」

私は転職を6回経験しました。

その経験から言えるのは、「一社だけで決めないこと」です。

複数の求人を比較することで、自分に合った職場が見つかりやすくなります。

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