【転職6回で幸せをつかむまでの物語|第7話 後編】

メンズナース論

「守るべきは職場じゃない。家族だ。」──6回目の転職を決意した理由

こんにちは!トラパパ@サバイバルナースです!🐾

トラパパ
トラパパ

「こんにちは、トラパパです。
今回は人生で一番悩んだ決断のお話です。」

前編では、私が「定年まで働きたい」と思っていた精神科病院が、突然の経営者変更によって少しずつ崩壊していく様子をお話ししました。前回記事はこちら。

医師が辞め、同期が辞め、病棟が閉鎖される。

それでも私は、三男の誕生を控え、男性育休を取得することを優先しました。

そして育休を終え、私は再び病院へ戻ります。

「少しは落ち着いているといいな。」

そんな小さな期待を胸に抱きながら…。

しかし、私を待っていたのは、さらに厳しい現実でした。


病院は、私が知っている病院ではなくなっていた

育休明けに出勤すると、

病院の雰囲気はさらに変わっていました。

以前は毎日聞こえていた笑い声。

忙しくても支え合える安心感。

そんな空気はもうありません。

精神科医がいない日。

ギリギリの人数で回す病棟。

トラパパ
トラパパ

「今日も何とか事故なく終わりますように。」

そんな思いで働く毎日になっていました。

私は精神科看護が好きでした。

患者さんとゆっくり話をする時間。

小さな変化を一緒に喜ぶこと。

その積み重ねが精神科看護の魅力だと思っていました。

でも現実は違いました。

必要最小限のケアしかできない。

患者さんにも我慢していただくことが増えていく。

看護師として、本当に悔しい毎日でした。


「事務長がお話があります」

給与減額を知らされショックを受ける男性看護師。精神科病院の経営者変更による待遇悪化と転職を決意した実話。

ある日、事務長から声を掛けられました。

「少し時間をいただけますか。」

個別面談でした。

嫌な予感がしました。

部屋へ入ると、新しい給与体系について説明が始まりました。

その内容は、私の想像以上でした。

基本給の減額。

昇給は、これまでより大幅に少なくなる。

賞与もどうなるか分からない。

説明を聞きながら、

頭の中が真っ白になりました。

唯一の救いは、

経営者変更からしばらくの間は以前の給与が維持されていたことです。

だからこそ、男性育休中は経済的な不安を最小限に抑えることができました。

しかし、その期間も終わり、

ついに新しい給与体系が適用されることになったのです。


一番つらかったのは、妻へ伝えること

給与減額を妻へ伝える男性看護師。家族を守るため転職を決意した夫婦の話し合い。

病院を出た帰り道。

私の頭の中には、家族の顔しか浮かびませんでした。

三人の子ども

住宅ローン。

毎月の生活費。

そして、いつも支えてくれる妻。

給料が下がる。

この事実を、どう伝えればいいのか。

正直、とても言いづらかったです。

でも、大切なことだから隠すわけにはいきません。

トラパパ
トラパパ

「妻にどう伝えよう…。」

家に帰り、私は妻にありのままを話しました。

事務長に呼ばれ、給料が下がること。

妻は少し驚いた表情を見せましたが、静かにこう言いました。

「しょうがないことだけど、給料が減るのは困っちゃうよね。」

その言葉を聞いて、

改めて現実を突きつけられた気がしました。


本当は辞めたくなかった

ここで誤解してほしくないことがあります。

私はこの病院が嫌いになったわけではありません。

むしろ逆でした。

精神科看護を一から教えてくださった先生方。

一緒に頑張ってきた同期。

困った時に支えてくれた先輩。

最後まで残って頑張っていたスタッフのみなさん。

本当に優しい人ばかりでした。

だから、

辞めることは申し訳なかった。

「自分まで辞めたら、みんなに負担を掛けてしまう。」

何度もそう思いました。

でも、そのたびに自分へ問い掛けました。

「今、一番守るべきものは何だ?」

答えは決まっていました。

家族です。


妻の一言が、私の背中を押してくれた

家族を守る決意を固めた男性看護師。転職によって家族との幸せな未来を目指す場面。

私は妻へ、自分の気持ちをすべて話しました。

「この病院は好きなんだ。」

「スタッフのみんなも好きなんだ。」

「本当は辞めたくない。」

「でも、このままじゃ家族を守れない。」

全部、本音でした。

すると妻は、笑顔でこう言ってくれました。

「ありがとう。一緒に家族と子どもたちを一番に考えてやっていこうね。」

その一言で、

私の迷いは消えました。

トラパパ
トラパパ

「ありがとう…。その一言で決心できた。」

守るべきものは、

職場ではありません。

家族でした。

私は6回目の転職を決意しました。


「今度こそ失敗したくない」

看護師転職サイトを比較し情報収集する男性看護師。失敗しない転職のため複数サービスを活用する様子。

転職を決意した私は、

以前利用した転職サイトへ連絡しました。

しかし、

希望していた病院の情報はありませんでした。

そこで別の転職サイトにも登録しました。

すると、驚くことが起きます。

一社は求人情報や給与など、基本的な内容を詳しく教えてくれました。

そして、もう一社は、それ以上でした。

「労働組合があります。」

「看護部長はこんな人です。」

「病棟の雰囲気はこうです。」

「建物はこんな造りになっています。」

ここまで教えてくれるのか。

「求人票だけでは分からなかった『病棟の雰囲気』や『看護部長の人柄』まで知れたことで、『ここなら安心して家族を任せられる』と感じられました。

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私は本当に驚きました。

しかも担当者さんは、私が仕事中でも負担にならないよう、LINEでやり取りをしてくださいました。

LINEで転職エージェントと相談する男性看護師。仕事を続けながら無理なく転職活動を進める様子。

自分の都合の良い時間に返信できる。

それだけでも、とても助かりました。

その時、私は初めて気付きました。

「転職サイトによって、持っている情報はこんなにも違うんだ。」

だからこそ、

私は心に誓いました。

「今度こそ失敗したくない。」

「私が病院の内部情報まで知ることができた理由や、実際に活用して良かった転職サービスは、こちらの記事で詳しく紹介しています。」


第8話へ続く

新しい職場を目指して歩き出す男性看護師。家族を守るため転職を決意し未来へ進む場面。

こうして私は、

人生6回目の転職活動を始めました。

面接で出会った病院。

提示された給与。

温かい雰囲気。

そして、妻と二人で願った

「どうか受かりますように。」

その願いは、私たち家族の人生を大きく変えることになります。

次回、いよいよ最終章。

【第8話】「転職6回目で、ようやく見つけた『家族を守れる職場』」

最後まで見届けていただけたら嬉しいです。


トラパパからあなたへ

もし今あなたが、

「この病院で働き続けていいのかな…」

そんな不安を抱えているなら、一人で悩まないでください。

私自身、転職サイトを活用したことで、求人票には載っていない病院の雰囲気や内部情報を知ることができました。

その情報があったからこそ、今の職場に出会えたと思っています。

まずは情報収集だけでも構いません。

あなた自身と、大切な家族を守る選択肢を増やしておくことは、決して無駄にはなりません。

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