【看護師は転職回数が多いと不利?】転職6回の僕が伝えたい「経験は強みに変えられる」

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転職6回の経験を振り返りながら看護師としてのキャリアを考えるトラパパ メンズナース論

こんにちは!

看護師として20年以上、転職を6回経験してきた「トラパパ@サバイバルナース」です!🐾

「また転職したら、さすがに多すぎるかな……」

「履歴書を見た採用担当者に、すぐ辞める人だと思われそう」

「転職回数が多い自分には、もう良い病院は残っていないのでは?」

そんな不安を感じていませんか?

僕も転職を重ねるたびに、自分の職歴について考えたことがあります。

療養型、一般科、急性期、回復期リハ、精神科。

いろいろな病院を経験してきました。

だから今は、こう考えています。

転職回数が多いこと自体が「強み」なのではありません。
そこで何を経験し、何を学び、次の職場選びにどう生かしたのか。そこまで説明できれば、転職経験は強みに変えられます。

もちろん、短期間の退職を何度も繰り返していれば、採用側が「またすぐ辞めないだろうか」と慎重になる可能性はあります。

そこは綺麗事だけでは語れません。

でも、転職回数だけを見て「自分はもうダメだ」と決める必要もありません。

僕自身、6回転職した先で、今までの経験の中でも自分に合っていると感じる職場にたどり着きました。

この記事では、

  • 看護師は転職回数が多いと本当に不利なのか
  • 転職を重ねた看護師だから身につく強み
  • 転職回数を面接でどう説明すればいいのか
  • 僕が6回の転職から学んだこと
  • 次の転職を「また失敗した」にしないために大切なこと

を、僕自身の経験からお話しします。

転職回数を後悔するためではなく、これまでの経験を次の職場選びに生かすための記事として読んでもらえたらうれしいです。

トラパパ
トラパパ

「履歴書の転職回数は消せません。でも、その経験にどんな意味を持たせるかは、これから変えられます。」


看護師は転職回数が多いと不利になる?

まず、ここは誤解のないようにお伝えします。

転職回数が多くても絶対に不利にならない、とは言えません。

採用する病院からすれば、

「採用してもすぐ辞めてしまわないか」

「何か人間関係に問題があるのではないか」

「うちの病院でも同じ理由で退職するのではないか」

と確認したくなるのは自然なことです。

特に短期間の退職が続いている場合には、その理由を面接で聞かれる可能性があります。

転職回数について病院の採用面接で経験や学びを説明する看護師のトラパパ

しかし、ここで大切なのは、

「転職回数」だけではなく、「なぜ転職し、その経験から何を学び、なぜ今この病院を選んでいるのか」を説明できることです。

同じ「転職6回」でも、

「なんとなく嫌になったので辞めました」

と、

「複数の領域を経験する中で、自分が長く働くために重視すべき条件が明確になりました」

では、受け取られ方は大きく違います。

僕自身も、若い頃と今では病院を見る視点がまったく違います。

転職はただ職場を変えた回数ではありません。

その経験を次にどう生かすかが重要なのだと思っています。


転職回数が多い看護師だからこそ持てる4つの強み

僕は転職を6回経験しました。

決して「転職6回すれば優秀になる」と言いたいわけではありません。

ただ、複数の病院で働いたからこそ身についたものは、間違いなくあります。

① 新しい環境への適応力

病院が変われば、同じ看護師でも仕事のやり方はかなり変わります。

電子カルテ、記録方法、勤務体制、物品の場所、医師との関係、看護師同士のルール。

病院ごとの「当たり前」があります。

転職すると、それを一から覚えなければなりません。

僕も何度も、

「前の病院ではこうだったのに」

と思いました。

でも、その経験を繰り返したことで、

「病院によってやり方が違うのは当たり前。まずはその職場のやり方を理解しよう」

と考えられるようになりました。

これは転職を経験した看護師の強みの一つだと思っています。

② 人間関係を一から作る力

転職するたびに、人間関係もゼロからです。

師長、先輩、後輩、医師、看護助手、リハスタッフ、患者さん。

最初は誰がどんな人なのかも分かりません。

そんな環境に何度も入っていくうちに、

「この人にはこう聞いた方がいい」

「まずは自分から挨拶しよう」

「分からないことは変に知ったふりをせず聞こう」

といった、新しい環境で人間関係を作る力も身につきました。

トラパパ
トラパパ

「転職初日は何回経験しても緊張します(笑)。でも、“知らない環境に入って関係を作る経験”は確実に積み上がっていました。」

③ 「病院によってこんなに違う」と比較できる

急性期・回復期・精神科など複数の病院経験から職場ごとの違いを比較するトラパパ

僕にとって、これが転職経験から得た一番大きな財産かもしれません。

一つの病院しか知らなければ、その病院の常識が看護師業界全体の常識に見えてしまいます。

でも複数の病院で働くと、

「これは看護師だから仕方ないことではなく、この病院特有なんだ」

「前の病院ではもっと効率的だった」

「逆に、この病院のここはかなり恵まれている」

と比較できるようになります。

僕は急性期、回復期、精神科などを経験しました。

だからこそ今は、

病院の知名度や建物の綺麗さだけでは、働きやすさは分からない

と考えています。

④ 自分が何を大切にしたいのか分かる

20代の頃の僕と、今の僕では病院選びの基準が違います。

昔は、

「大きな病院で働きたい」

「経験を積みたい」

「キャリアアップしたい」

という気持ちもありました。

それ自体は悪いことではありません。

でも、結婚して子どもが生まれ、転職やさまざまな病院を経験する中で、優先順位が変わりました。

今の僕が大切にしているのは、

家族との時間を守りながら、無理なく看護師を続けられること。

給料も大切。

休日も大切。

残業も大切。

人間関係も大切。

どれか一つだけではなく、自分と家族にとってバランスが取れていることを重視しています。

転職経験が教えてくれた最大のことは、「良い病院」を探すことより、「自分に合う病院」を探すことの大切さでした。


ただし「転職回数が多い=自動的に強み」ではない

ここは、この記事で一番伝えたいところです。

転職を6回している僕が、

「転職なんて何回しても大丈夫!」

と言ってしまうのは違うと思っています。

転職には負担があります。

履歴書を書き、面接を受け、新しい仕事を覚え、人間関係をまた一から作る。

家族がいれば、自分だけの問題でもありません。

そして、転職先選びを急いでしまえば、

「前より悪くなった」

ということもあり得ます。

だから僕は、転職回数そのものを肯定したいわけではありません。

大切なのは、同じ理由で転職を繰り返さないことです。

「なぜ前の病院を辞めたのか」

「次の病院では何を確認すべきだったのか」

「自分は何なら我慢できて、何は我慢できないのか」

これを一回ずつ整理していく。

そうすれば転職は、ただ履歴書の行が増えるだけではなくなります。


僕も転職を繰り返しながら、病院選びが変わっていった

僕は最初から上手に転職できていたわけではありません。

むしろ逆です。

知名度。

病院の大きさ。

給与。

通勤距離。

勤務時間。

その時々で魅力的に見えた条件を重視して、病院を選んできました。

そして実際に働いて、

「ここまで確認しておけばよかった」

と思ったこともあります。

複数の転職を経験した結果、今では求人を見るときに、

基本給、賞与、昇給、夜勤手当、年間休日、実際の残業、有休取得状況、夜勤人数、教育体制、患者層、職場の雰囲気、子育てへの理解など、かなり多くの項目を見るようになりました。

過去の転職経験を振り返りながら次の病院選びに生かすポイントを整理するトラパパ

つまり、

転職回数が僕を強くしたというより、失敗を次の病院選びに生かしてきたことが、今の自分につながっています。

トラパパ
トラパパ

「6回転職したことを自慢したいわけじゃありません。できれば失敗は少ない方がいい。でも、その6回を無駄にはしたくないんです。」


転職回数が多い看護師は面接でどう説明する?

面接で大切なのは、転職回数を無理に隠そうとすることではありません。

ポイントは、

退職理由 → そこで学んだこと → 今回の病院選び

を一本につなげることです。

たとえば、

「人間関係が最悪だったので辞めました」

だけで終わるのではなく、

「前職を経験して、長く働くには業務内容だけでなく、チームで相談しやすい環境も重要だと感じました。そのため今回は病院見学でもスタッフ間のコミュニケーションや教育体制を確認し、御院を志望しました」

という形です。

もちろん、実際の経験に合わせて話す必要があります。

大切なのは、前の職場を悪く言うことではなく、

「過去の転職経験から何を学び、今回はなぜこの病院なら長く働けると考えたのか」を説明すること。

転職回数という過去は変えられません。

でも、その経験をどう説明するかは変えられます。


「また辞めたい」と思っている人に、転職6回の僕が伝えたいこと

もし今、

「また転職したら経歴が悪くなる」

と思って、辞めたい職場に残っているなら、一度冷静に整理してみてください。

僕は「辞めたいと思ったらすぐ転職しよう」とは言いません。

今の職場で改善できることもあります。

部署異動で解決する場合もあります。

休むことで考えが変わることもあります。

逆に、環境を変えた方がいいケースもあるでしょう。

だから最初にやるべきなのは、

「辞めるか、残るか」を決めることではありません。

今の自分が何に困っているのか。

次の職場に何を求めているのか。

そこを整理することです。


次の転職を「7回目の失敗」にしないために僕がやったこと

僕が今の職場を探したときは、一つの求人だけを見て決めませんでした。

複数の病院を比較しました。

複数の病院求人と内部情報を比較して自分に合う転職先を検討する看護師のトラパパ

そして求人票だけでは分からない情報も集めました。

実際の残業、有休の取りやすさ、職場の雰囲気、教育体制、夜勤体制などです。

僕自身、転職活動では転職エージェントも利用しました。

ただし、

転職エージェントに「転職先を決めてもらう」のではなく、自分で判断するための情報収集手段として使う。

僕はこの距離感が大切だと思っています。

実際、一社だけでは欲しい病院の情報が得られず、別のエージェントから情報を得た経験もあります。

だから、エージェントから紹介されたからという理由だけで病院を決める必要はありません。

求人票、内部情報、病院見学、面接。

それぞれから情報を集めて、最後は自分で判断する。

それが、転職を重ねてきた僕が現在行っている病院選びです。

まだ転職を決めていなくても、他の病院を知ることはできる

「今すぐ辞める」と決めていなくても、他院の給与や休日、働き方を知れば、今の職場を客観的に見る材料になります。

僕が実際の転職経験から、看護師転職サービスの選び方をまとめています。↓


まとめ|転職回数より「その経験を次にどう生かすか」

僕は看護師として6回転職しました。

もし過去に戻れるなら、

「もっと早く確認しておけばよかった」

と思うことはいくつもあります。

だから僕は、

「転職回数は多ければ多いほどいい」

とは思っていません。

でも同時に、

「転職回数が多いから、自分の看護師人生は失敗だ」

とも思っていません。

療養型、一般科、急性期、回復期、精神科。

違う環境を経験したからこそ、病院によって働き方が大きく違うことを知りました。

新しい環境に入る力もつきました。

人間関係を一から作る経験もしました。

そして何より、

「自分は何を大切にして働きたいのか」

が分かるようになりました。

今の僕にとって大切なのは、有名な病院で働くことでも、役職に就くことでもありません。

仕事を続けながら、家族との時間も大切にできることです。

転職回数は、ただの数字です。
その一つひとつから何を学び、次の選択にどう生かしたか。そこに、あなたの経験の価値があります。

もし今、履歴書の転職回数を見ながら、

「自分はもうダメなのかな」

と思っている人がいたら、過去を責めるより、一度これまでの職場を振り返ってみてください。

なぜ辞めたのか。

何が合わなかったのか。

逆に、どんな職場では働きやすかったのか。

そこには、次の病院を選ぶためのヒントがたくさん残っているはずです。

トラパパ
トラパパ

「転職6回。その数字は変えられません。でも僕にとっては、失敗の数ではなく、“自分に合う働き方を知るまでに通ってきた道”になりました。」

転職6回の経験を経て自分に合う働き方を選び家族との時間を大切にするトラパパ

次こそ「自分に合う職場」を探したい看護師へ

転職を急ぐ必要はありません。

まずは複数の求人を比較し、「今の職場以外にはどんな働き方があるのか」を知るところからでも十分です。

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