こんにちは!トラパパ@サバイバルナースです!🐾
男性看護師として働いていると、
「自分の年収は高いのか、低いのか」
「このまま働き続けて、家族を支えていけるのか」
「男性看護師でも年収600万円以上を目指せるのか」
と気になることがあると思います。
結論から言うと、男性看護師の年収は、性別だけで決まるものではありません。勤務する地域や病院、基本給、賞与、夜勤回数、役職、各種手当によって大きく変わります。
僕は18歳から看護の仕事に関わり、准看護師を経て23歳で正看護師になりました。
療養型、消化器内科、急性期、回復期リハビリ、精神科と職場を変え、転職は6回経験しています。
最も年収が低かった田舎の療養型病院では、正看護師になってからも年収は400万円に届かない程度でした。
一方、40歳になった現在は、精神科病院で夜勤を月5回しながら、残業ほぼなしで年収約650万円です。
ただし、僕が伝えたいのは「精神科へ転職すれば年収650万円になる」という話ではありません。
年収を上げたいなら、給料の高い職場を探すのが一つの近道です。しかし、本当に大切なのは、収入だけでなく、自分がどのような人生を送りたいかまで含めて職場を選ぶことです。
この記事では、僕が20年以上働いてきたなかでの給与実例と、男性看護師が年収を上げるために確認したいポイントを、実体験をもとに紹介します。
男性看護師の平均年収はいくら?
厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」をもとに計算すると、看護師全体の平均年収は約525万円です。
ただし、この数字はあくまで全国の看護師を対象にした平均です。
年齢、経験年数、地域、病院規模、雇用形態、夜勤回数などが異なる人をまとめた数字なので、「平均より低いから損をしている」「平均より高いから良い職場」と単純には判断できません。
特に看護師の年収には、次のような要素が影響します。
- 基本給
- 賞与の支給月数
- 夜勤手当と夜勤回数
- 役職手当
- 住宅手当
- 扶養手当
- 資格手当
- 残業代
- 病院の規模や経営状況
- 勤務する地域
同じ年齢・経験年数の男性看護師でも、働く病院が変われば年収に100万円以上の差が出ることもあります。
僕自身も、職場や地域が変わったことで、年収400万円未満から約650万円まで変化しました。
男性だから給料が高いとは限らない
看護師の給与は、一般的に病院の給与規定や経験年数、役職、夜勤回数などをもとに決まります。
そのため、「男性看護師だから基本給が高い」というより、男性看護師は夜勤のある常勤勤務を続けたり、役職に就いたりすることで、結果的に年収が高くなるケースがあると考えたほうが自然です。
反対に、夜勤をしない働き方を選んだり、給与水準の低い地域や病院で働いたりすれば、男性看護師でも年収は低くなります。
【実例】男性看護師として20年以上働いた僕の年収推移
ここからは、僕が実際に働いてきた職場ごとの給与を紹介します。
記録が残っていない時期もあるため、金額は当時の記憶をもとにしたおおよその総支給額です。
また、これは僕個人の実例であり、同じ診療科や病院機能で働くすべての看護師に当てはまるものではありません。
| 職場 | 当時の年齢 | 月の総支給額 | 年収 | 賞与 | 夜勤 |
|---|---|---|---|---|---|
| 療養型病院 | 18~24歳 | 正看護師取得後で約25万円 | 400万円未満 | 約3か月 | 1回1万円・月7~8回 |
| 消化器内科 | 24~27歳頃 | 約35万円 | 約450万円 | 約3.5か月 | 1回1万5,000円・月5回 |
| 都内急性期病院 | 27~28歳頃 | 約40万円 | 500万円を少し超える程度 | 約3か月 | 1回1万5,000円・月7~8回 |
| 大規模急性期病院 | 28歳頃 | 都内急性期と同程度 | 約500万円前後 | 詳細不明 | 月4~5回 |
| 回復期リハビリ病院 | 30~35歳頃 | 40万円を少し超える程度 | 580万円を少し超える程度 | 約3.5か月 | 1回2万円・月4~5回 |
| 精神科病院1施設目 | 35~38歳頃 | 入職時40万円超→経営変更後35万円超 | 経営変更のため不明 | 当初予定4か月→変更後不明 | 1回1万5,000円・月5~7回 |
| 現在の精神科病院 | 40歳 | 約45万円 | 約650万円 | 約5か月 | 1回1万4,000円・月5回 |

僕の給与推移を見ると、経験年数だけで少しずつ上がったわけではありません。
地域、病院の給与水準、夜勤回数、主任手当、賞与実績、扶養手当などが重なって年収が変化しています。

「僕の場合、経験年数だけで給料が上がったわけではありません。転職先の地域や病院の給与水準、夜勤、役職手当が大きく影響しました。」
田舎の療養型病院では年収400万円未満だった
最も給料が低かったのは、学生時代から働いていた療養型病院です。
正看護師になってからの月給は約25万円で、年収は400万円に届かない程度でした。
賞与は年間約3か月。夜勤手当は1回1万円で、月に7~8回夜勤をしていました。
夜勤回数は多かったのですが、病院自体の給与水準が低く、夜勤を増やしても年収はそれほど高くなりませんでした。
田舎の病院だったため、地域差も大きかったのではないかと思っています。
都会へ出て給料の基準が変わった
消化器内科へ転職すると、月の総支給額は約35万円、年収は約450万円になりました。
その後、都内の急性期病院では月給約40万円、年収は500万円を少し超える程度まで上がりました。
この頃は夜勤手当が1回1万5,000円で、月7~8回夜勤をしていたため、夜勤による上乗せも大きかったです。
僕自身、田舎から都会へ出たことで、病院による給与基準の違いを実感しました。
ただし、都会なら必ず高収入になるとは限りません。家賃や生活費も変わるため、手元に残る金額まで考える必要があります。
大規模急性期病院では夜勤が減って収入も少し下がった
次に転職した大規模急性期病院では、収入は都内急性期病院とおおむね同じでした。
ただ、夜勤回数が月7~8回から4~5回に減ったため、その分だけ月の収入は少し下がったと思います。
当時は独身だったこともあり、細かな年収差を今ほど気にしていませんでした。
しかし、結婚や子育てをするようになると、月数万円の違いや賞与、住宅手当、扶養手当も家計に大きく影響すると感じます。
主任になって年収580万円を超えた
回復期リハビリ病棟では主任を経験し、主任手当として月5万円が支給されていました。
月給は40万円を少し超える程度、年収は580万円を少し超える程度でした。夜勤手当は1回2万円で、月4~5回夜勤をしていました。
月5万円の主任手当は、年間にすると約60万円です。
年収を上げるという点では大きな手当でしたが、主任になると責任や管理業務も増えます。
スタッフの調整、病棟運営、トラブルへの対応など、一般スタッフとは異なる負担もありました。
認定看護師になっても資格手当はなかった
僕は回復期リハビリ認定看護師も取得しましたが、認定看護師としての資格手当はありませんでした。
資格を取れば必ず給料が上がるわけではありません。
資格取得は知識や看護の幅を広げるうえで意味があります。しかし、収入アップを目的に資格を取るなら、取得前に次の点を確認しておいたほうがよいでしょう。
- 資格手当があるか
- 手当はいくらか
- 取得費用の補助があるか
- 研修期間の勤務扱いはどうなるか
- 資格取得後に求められる役割は何か
僕が現在働いている病院でも、役職に就けば手当は増えるものの、給料が大きく変わるわけではないようです。
役職の負担と手当が見合わないと感じている看護師もいます。
僕自身も主任を経験しましたが、今は「もう役職はこりごりかな」と思っています。
役職を目指すことは年収を上げる方法の一つですが、全員に合う方法ではありません。

「認定看護師になっても手当はありませんでした。資格を収入アップにつなげたいなら、取得前に病院の制度を確認したほうがいいです。」

精神科へ転職して一度は年収が下がった
最初の精神科病院へ転職したときは、回復期リハビリ病棟で受け取っていた主任手当がなくなり、夜勤手当も1回2万円から1万5,000円へ下がりました。
そのため、転職によって年収が下がることは理解していました。
当時の僕は給料だけでなく、通勤時間、残業の少なさ、有休の取りやすさなども考えて、その条件に納得して転職しました。
ところが、入職から約半年後に病院の経営が変わりました。
入職当初は月給40万円を少し超える程度で、賞与は4か月の予定でした。しかし、経営変更後は月給が35万円を少し超える程度まで下がり、賞与も公表されなくなりました。
夜勤を月7回ほどしても、以前より給料は低くなりました。
納得したうえでの年収ダウンと、入職後に予想外の理由で給料を下げられることは、まったく別の話です。
「病院の経営が変わるだけで、ここまで条件が変わることがあるのか」
と驚きましたし、すぐには現実だと思えませんでした。
この経験から、求人票に書かれた金額だけでなく、病院の経営状況や離職状況、昇給・賞与の実績まで確認する重要性を学びました。

「納得して転職したあとの経営変更でした。月給も賞与条件も変わるとは予想していませんでした。」

現在は精神科勤務で年収約650万円
現在は精神科の慢性期閉鎖病棟で働き、年収は約650万円です。
月の総支給額は約45万円、賞与は約5か月。夜勤手当は1回1万4,000円で、月5回ほど夜勤をしています。
基本給は非公開にしますが、主な手当は次のとおりです。
| 手当 | 月額 |
|---|---|
| 調整給 | 1万円 |
| 職務手当 | 2万7,000円 |
| 扶養手当 | 4万2,000円 |
| 住宅手当 | 1万5,000円 |
| 夜勤手当 | 1万4,000円×月5回程度 |
現在の年収が高い理由は、精神科だからという一つの理由ではありません。
賞与が約5か月あること、扶養手当や住宅手当があること、夜勤を月5回していることなど、複数の条件が重なった結果です。
また、現在の職場は残業がほとんどなく、有休も取得しやすい環境です。
僕にとっては、年収約650万円という金額だけでなく、妻や3人の息子と過ごす時間を守れることにも大きな価値があります。
男性看護師が年収を上げる7つの方法
男性看護師が年収を上げる方法はいくつかあります。
ただし、それぞれにメリットと注意点があります。自分の生活や大切にしたいことに合う方法を選ぶ必要があります。
1.給与水準の高い病院を探す
単純に収入を上げたいなら、給与水準の高い病院を探すのが比較的早い方法です。
同じ経験年数、同じ夜勤回数でも、病院によって基本給、賞与、手当は異なります。
僕自身、田舎の療養型病院から都会の病院へ移ったことで、給料の基準が変わったと実感しました。
ただし、月給だけを見るのは危険です。
月給が高く見えても、基本給が低ければ賞与や退職金に影響する可能性があります。固定残業代や多すぎる夜勤が含まれていないかも確認しましょう。
2.基本給と賞与をセットで確認する
求人を比較するときは、総支給額だけでなく基本給を確認してください。
賞与が「基本給×支給月数」で計算される病院では、月の総支給額が高くても、基本給が低いと賞与が少なくなることがあります。
僕が転職時に特に確認したのは、次の3つです。
- 基本給
- 夜勤手当
- 賞与実績
「賞与4か月」と書かれていても、それが今後保証されるわけではありません。
支給月数だけでなく、過去の支給実績や経営状況も可能な範囲で確認することが大切です。
3.夜勤手当と実際の夜勤回数を確認する
夜勤は、看護師が比較的早く収入を増やせる方法です。
しかし、夜勤手当が高くても、希望どおり夜勤に入れるとは限りません。
僕の現在の職場では、夜勤回数はスタッフ間で均等に割り振られているため、自分の希望だけで増やすことはできません。
確認したいのは、次の点です。
- 夜勤手当は1回いくらか
- 平均夜勤回数は何回か
- 夜勤回数を増やせるか
- 夜勤人数は何人か
- 仮眠や休憩を取れるか
- 夜勤専従という選択肢があるか
僕は夜勤手当を、看護師の年収を左右する大きな手当だと考えています。
しかし、40代になり、子どもを育てるようになってからは、夜勤手当の金額だけでなく、「夜勤をしなくても毎月いくらもらえるのか」も大切だと感じるようになりました。
自分が健康で働けるうちは、僕も夜勤を続けて収入を確保したいと思っています。
一方で、周りを見ると、腰痛や体力への不安、健康上の問題から夜勤を減らしたり、夜勤をやめたりする先輩もいます。自分が健康でも、子どもや家庭の事情によって夜勤を続けられなくなる可能性もあります。
若い頃は、将来夜勤ができなくなることまで考えていませんでした。しかし、年齢を重ねた人や、すでに健康・体力に不安がある人ほど、夜勤手当を含めた月給だけで判断しないことが大切です。
基本給と毎月固定でもらえる手当を確認し、夜勤をしない場合でも生活を守れる収入になるかを考えておきましょう。
収入だけを見て夜勤を増やし、体調を崩してしまっては長く続きません。

若い頃は夜勤ができなくなるなんて考えていませんでした。でも40代になった今は、夜勤なしの固定給も必ず確認したいと思っています。
夜勤を減らした場合の収入も知っておきたいあなたへ、夜勤なしの給与試算と生活を守る固定給の確認方法を別記事にまとめました。↓
家庭状況に合わせた勤務調整の実例はこちらの記事で紹介しています。↓
4.役職を目指す
主任や師長などの役職に就けば、役職手当が付く可能性があります。
僕の場合は、主任手当として月5万円が支給され、年収アップにつながりました。
一方で、管理業務や責任も増えました。
役職手当の金額だけではなく、残業、休日対応、スタッフ管理、求められる責任まで含めて考える必要があります。
役職が向いている人には有効ですが、年収だけを理由に無理をして目指す必要はないと僕は思います。
5.資格手当の有無を確認する
専門資格を取ることで手当が付く病院もあります。
ただし、僕が認定看護師を取得した職場では資格手当がありませんでした。
「資格を取れば年収が上がる」と決めつけず、勤務先の制度を事前に確認しましょう。
資格によって身につく知識や経験には価値がありますが、資格の価値と給与への反映は別に考える必要があります。
6.余裕があれば単発・派遣バイトを活用する
勤務先の副業規定に問題がなく、時間と体力に余裕があるなら、単発・派遣バイトは収入を増やしやすい方法です。
僕の周りにも、バイトをして収入を増やしている看護師はかなりいます。
夜勤は病院の都合で増やせないことがあり、役職にもすぐ就けるわけではありません。それに比べると、空いている日にバイトを入れる方法は収入へ反映されやすいです。
ただし、本業ですでにクタクタになっている状態で無理にバイトを増やすのはおすすめできません。
本業に余裕があるからこそ、副業という選択肢も持てます。
7.転職時に自分の経験を伝えて給料交渉する
転職時には、希望年収を伝えるだけでなく、「自分を雇うことで病院にどのようなメリットがあるか」を説明することも大切です。
僕なら、次のような経験を伝えます。
- 20年以上の看護経験
- 複数の診療科・病院機能で働いた経験
- リーダー業務の経験
- 主任としての管理経験
- 認定看護師として身につけた知識
- 精神科看護の経験
- 新しい職場で貢献できること
採用する側も、経験や貢献できる内容が明確なほうが、給与を検討しやすくなります。
ただ、自分から給料の話をするのは難しいと感じる人も多いでしょう。
僕も、自分では聞きにくい昇給、退職金、各種手当などについて、転職エージェントから病院へ確認してもらったことがあります。
希望年収や給与交渉についても、自分で伝えにくい場合はエージェントに相談する方法があります。

「給料のことは自分から聞きにくいですよね。僕も昇給や手当、希望年収についてエージェントに確認をお願いしました。」
年収だけで転職先を決めるのは危険?
僕は、年収を最優先にして職場を選ぶこと自体が悪いとは思いません。
「忙しくてもいいから、できるだけ多く稼ぎたい」
という考え方も、その人が納得して選んだのであれば一つの正解です。
大切なのは、自分が何を優先したいのかを理解したうえで選ぶことです。
ただし、収入が高くても、仕事が続かなかったり、心身の調子を崩したりすれば、長期的には収入も生活も安定しません。
僕は独身の頃、夜勤を月7~8回していた時期がありました。
当時は収入を確保できましたが、現在は妻と3人の息子がいます。今は収入だけでなく、残業の少なさ、休日、有休の取りやすさ、家族との時間も重要です。
だからこそ、僕は年収だけではなく、次の条件も一緒に比較しています。
- 年間休日
- 有休消化率
- 実際の残業時間
- 夜勤回数と夜勤人数
- 通勤時間
- 子育てへの理解
- 職場の人間関係
- 病院の経営状況
- 退職金や福利厚生
- 自分が無理なく続けられる仕事内容
給料は大切です。しかし、給料は「自分に合う職場」を判断する材料の一つであって、すべてではありません。
求人票だけでは分からない給与情報がある
求人票を見れば、基本給、主な手当、賞与の目安などは確認できます。
しかし、次のような情報は求人票だけでは分からないことがあります。
- 実際の昇給額
- 直近の賞与実績
- 夜勤に入れる回数
- 経験年数が給与へどこまで反映されるか
- 給与交渉が可能か
- 残業代が適切に支払われるか
- 病院の経営状況
- 離職率
- 有休の取りやすさ
- 求人票と実際の勤務条件の違い
僕も、自分では聞きにくい内容を転職エージェントから確認してもらいました。
転職するかまだ決めていなくても、複数の求人を比較すると、自分の経験ならどの程度の年収を目指せるのかを知る材料になります。
ここで大切なのは、紹介された職場へ必ず転職することではありません。
情報を集めた結果、「今の職場に残る」と判断してもよいのです。
まずは、自分の希望条件と現在の給与を整理し、比較するところから始めてみてください。
自分では聞きにくい基本給、賞与実績、昇給、手当、希望年収について確認したい場合は、看護師転職サービスへ相談する方法もあります。転職を決めるためではなく、今の条件とほかの求人を比較するために利用しても構いません。
🌟トラパパおすすめ看護師転職サービス3選
💡ナースJJ:常勤だけでなく幅広い働き方を比較したい人に(無料で求人を見てみる)
💡MCナースネット:病院の情報を集めながら慎重に比較したい人に(無料で求人を見てみる)
💡スーパーナース:自分に合う働き方・求人を相談しながら探したい人に(無料で求人を見てみる)
一つのサービスだけで判断せず、対応や紹介される求人を比較し、自分に合わないと感じた場合は無理に進めないことが大切です。
男性看護師が求人を比較するときのチェックリスト
求人を見るときは、次の項目を確認しましょう。
- 基本給はいくらか
- 経験加算はあるか
- 賞与の直近実績は何か月か
- 昇給額はいくらか
- 夜勤手当はいくらか
- 実際に月何回夜勤へ入れるか
- 住宅手当や扶養手当はあるか
- 資格手当や役職手当はあるか
- 残業代の計算方法はどうなっているか
- 年間休日は何日か
- 有休消化率はどのくらいか
- 退職金制度はあるか
- 病院の経営状況に問題はないか
- 求人票にない条件を確認できるか
すべての条件が完璧な職場は、なかなかありません。
まずは「絶対に譲れない条件」「できれば満たしたい条件」「妥協できる条件」の3つに分けると、自分に合う求人を選びやすくなります。
男性看護師の年収についてよくある質問
Q1.男性看護師は年収600万円を目指せますか?
勤務する地域や病院、経験年数、夜勤、賞与、各種手当などの条件によっては可能です。
僕自身、40歳の現在は精神科病院で年収約650万円です。
ただし、男性看護師なら誰でも到達できるわけではありません。基本給だけでなく、賞与や夜勤手当、住宅・扶養手当を含めて求人を比較する必要があります。
Q2.男性看護師は年収700万円を目指せますか?
職場や役職、夜勤回数などによっては考えられますが、一般スタッフとして誰でも到達できる金額ではありません。
年収700万円という数字だけにこだわると、夜勤や残業、管理職としての責任が大きくなる可能性があります。
仕事内容や生活とのバランスも確認しましょう。
Q3.精神科看護師は給料が高いですか?
精神科だから必ず高い、または低いとは言えません。
僕は現在の精神科病院で年収約650万円ですが、1施設目の精神科病院では経営変更後に月給が下がりました。
診療科だけで判断せず、病院ごとの基本給、賞与、手当、経営状況を比較することが大切です。
Q4.夜勤を増やせば年収は上がりますか?
夜勤回数が増えれば、その分の夜勤手当によって収入は上がります。
ただし、職場によってはスタッフ間で夜勤を均等に割り振るため、希望しても増やせないことがあります。体調や家族との時間への影響も考える必要があります。
Q5.認定看護師になれば給料は上がりますか?
勤務先によって異なります。
僕が認定看護師として働いた病院では、資格手当はありませんでした。資格取得を収入アップにつなげたい場合は、取得前に勤務先の手当や支援制度を確認しましょう。
Q6.転職エージェントを使えば年収は必ず上がりますか?
必ず上がるわけではありません。
ただし、自分では聞きにくい給与条件を確認してもらったり、これまでの経験や希望年収を病院へ伝えてもらったりすることはできます。
一つのサービスや一つの求人だけで決めず、複数の情報を比較することが大切です。
まとめ|年収と自分が大切にしたい人生をセットで考えよう

僕は、正看護師になった頃の年収400万円未満から、現在の約650万円まで、複数の病院で働いてきました。
そのなかで分かったのは、男性看護師の年収は経験年数だけでは決まらないということです。
- 地域や病院によって給与水準が違う
- 基本給と賞与をセットで確認する
- 夜勤手当が高くても回数を増やせるとは限らない
- 役職は収入が増える一方で責任も大きくなる
- 資格を取っても手当が付かない病院がある
- 病院の経営変更で給与条件が変わることもある
- 求人票にない条件は確認しなければ分からない
単純に収入を上げたいなら、給与水準の高い病院を探すのが早い方法です。
時間と体力に余裕があり、勤務先の規定に問題がなければ、単発・派遣バイトという方法もあります。
しかし、僕が一番伝えたいのは、「何を大切にしたい人生なのか」を、収入とセットで考えてほしいということです。
給料に目が向くのは当然です。僕も妻と3人の息子を育てているため、収入はとても大切です。
それでも、高収入のために無理を続けて、仕事が続かなくなったり、心身の調子を崩したりしては意味がありません。
今すぐ転職する必要はありません。
まずは今の給与と働き方を整理し、ほかの病院では自分の経験がどのように評価されるのか、情報を集めてみてください。
比較したうえで今の職場に残ることも、立派な選択です。
あなたが収入だけに振り回されず、自分と家族に合った働き方を選べることを願っています。

「今の僕にとっては、年収だけでなく、妻や3人の息子と過ごせる時間も大切な条件です。」
「自分の経験なら、ほかの病院でどのくらいの年収になるのだろう」と気になる場合は、求人情報を確認するところから始められます。転職するかどうかは、条件を比較してから決めれば大丈夫です。
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登録したからといって転職する必要はありません。希望と合わない求人は断り、今の職場に残る選択肢も含めて考えてください。

