「仕事より大切なものを、この病院は教えてくれた。」
こんにちは!トラパパ@サバイバルナースです!🐾
前回、第8話前編では、6回目の転職先となる精神科病院への初出勤を迎えました。
穏やかな雰囲気の病棟。
優しい師長。
笑顔で迎えてくれたスタッフ。
「ここならやっていけるかもしれない。」
そう思えた、その日の昼休み。
妻から届いた一本のLINE。
「次男、入院になった。」
頭が真っ白になりました。
今回は、その続きのお話です。

「ここからが、私の看護師人生が大きく変わった瞬間です。」
師長へ相談した私

昼休みが終わっても、頭の中は次男のことでいっぱいでした。
まだ小さい息子。
慣れない病院で入院生活。
妻も一人で対応している。
初出勤の日なのに、仕事に集中できる状態ではありませんでした。
でも、
入職初日から家庭の事情を相談するのは申し訳ない。
「迷惑をかけてしまう。」
そんな気持ちでいっぱいでした。
それでも勇気を出して、師長へ事情を話しました。
次男がしばらく体調を崩していたこと。
今日受診して入院になったこと。
面会時間が限られていること。
すると師長は、私の話を最後まで静かに聞いてくれました。
そして笑顔でこう言いました。
「勤務はいくらでも調整するから大丈夫。」
「何でも相談してね。」
その瞬間、
胸につかえていたものが、一気になくなりました。
「仕事は大丈夫だから」

師長だけではありませんでした。
病棟スタッフのみんなも、
事情を知ると次々に声を掛けてくれました。
「仕事は大丈夫だから。」
「子どものことを優先して。」
「困ったら遠慮しないで。」
初日から迷惑をかけてしまった私に、
嫌な顔をする人は一人もいませんでした。
むしろ、
私以上に次男のことを心配してくれました。
勤務も調整していただき、
妻と交代しながら毎日面会へ行けるようになりました。
その時、私は心から思いました。

「この病院に転職して、本当に良かった。」
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3週間後、家族みんなで迎えに行けた日

約3週間後。
次男は無事に退院できることになりました。
退院日が決まると、
師長はこう言ってくれました。
「ご両親で迎えに行ってきて。」
勤務も調整していただき、
家族みんなで迎えに行くことができました。
元気な姿で病院から出てきた次男を見た瞬間、
涙が出そうになりました。
あの日、
入職初日に届いたLINE。
あの時の不安が、
ようやく終わった瞬間でした。
そして一年後…

安心して働ける日々を送っていたある日。
今度は長男が、
高熱が続き、
川崎病で緊急入院することになりました。
しかも今回は、
小学校1年生。
付き添いが必要でした。
また職場へ相談しなければならない。
申し訳ない。
そんな気持ちで師長へ相談しました。
すると返ってきた言葉は、
前回と何一つ変わりませんでした。
「子どものことをしっかり見てあげて。」
「仕事は気にしなくていい。」
「息子さんが落ち着いたら戻ってきてくれれば大丈夫。」
私は約2週間、
仕事を休ませていただきました。
しかも、
夜勤変更も、
勤務調整も、
誰一人嫌な顔をしませんでした。
みんなが笑顔で、
「お互い様だから。」
そう言ってくれました。
その言葉に、
何度救われたか分かりません。

約2週間、安心して家族に寄り添うことができました。
「お帰りなさい」

長男が元気に退院し、
久しぶりに病棟へ戻る日。
私は、
迷惑を掛けてしまった申し訳なさでいっぱいでした。
でも病棟へ入ると、
みんな笑顔で迎えてくれました。
「お帰りなさい。」
「大変だったね。」
言葉が出ませんでした。
この職場は、
私を責める人が一人もいませんでした。
家族を守るために休んだことを、
みんなが応援してくれていました。
男性看護師が多いからこその働きやすさ
今の病棟は、
男性看護師が半数以上います。
子育ての話。
休日の過ごし方。
家族との時間。
そんな話を自然にできる環境があります。
仕事でも、
困った時は助け合う。
分からないことは教え合う。
誰か一人に負担が偏らない。
そんな空気があります。
女性中心の職場で長年働いてきた私だからこそ、
この働きやすさを強く感じています。
私が精神科へ転職して感じたメリットやデメリットは、実体験をもとに詳しくまとめています。
男性看護師ならではの悩みについては、こちらの記事でも詳しく書いています。
今までで一番働きたいと思えた病院

もちろん、
給料も大切です。
実際、
今の病院は私が働いてきた中で一番給料が高く、
扶養手当や福利厚生も充実しています。
有給消化率は100%。
子どもの学校行事。
保育園行事。
サッカーの試合。
私は全部参加できています。
でも、
私がこの病院を好きな理由は、
そこではありません。
一番の理由は、
「家族を大切にしていい職場だから。」
仕事を優先するのではなく、
家族を優先できる。
それを職場全体が応援してくれる。

そんな病院に、私は出会いました。
私が「働きやすさ」を重視するようになった理由は、これまでの転職経験にあります。
転職6回で、ようやく見つけた答え
20代。
給料だけを見て転職したこともありました。
有名病院に憧れたこともありました。
役職を目指した時期もありました。
たくさん失敗しました。
たくさん後悔もしました。
でも、
その経験があったからこそ、
今の病院に出会えました。
もし、
あのまま崩壊した病院に残っていたら。
きっと、
今の生活はありません。
だから私は、
転職して本当に良かったと思っています。
あなたへ伝えたいこと

もし今、
毎日つらい思いをしながら働いているなら。
「辞めたい。」
そう思いながら仕事へ行っているなら。
一人で悩まないでください。
転職は逃げではありません。
家族を守るため。
自分の人生を守るため。
未来を変える選択です。
私は6回転職して、
ようやく幸せをつかむことができました。
だからこそ、
あなたには遠回りしてほしくありません。

「私も最初は『相談だけ』のつもりでした。でも、その一歩が今の幸せにつながりました。」
🌟トラパパおすすめ転職サイト3選
「まずは相談だけ」でも大丈夫です。
私自身も、転職すると決めていたわけではありません。
まずは情報を集め、自分に合う病院があるのかを知ることから始めました。
その一歩が、
家族との時間を守れる今の働き方につながっています。
もしあなたも、
「今の働き方を変えたい。」
そう思っているなら、
無料相談から始めてみてください。
エピローグ
これで「転職6回で幸せをつかむまでの物語」は完結です。
工業高校卒業後、
准看護学生から始まった看護師人生。
6回の転職。
数え切れない失敗。
そして、たくさんの出会い。
そのすべてが、
今の私を作ってくれました。
これからは、この経験を生かして、
一人でも多くの看護師さんが、自分らしく働ける場所を見つけられるように。
これからも現役男性看護師として、転職・子育て・精神科看護のリアルを発信していきますので、ぜひ他の記事も読んでいただけたら嬉しいです。
このブログで、私の経験を発信し続けていきます。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

この物語が、あなたの「最初の一歩」を踏み出すきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
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